斜面・のり面対策工事を通じて社会に貢献することが私たちの使命です。

のり面保護工事とは、のり面の安定度強化および浸食を防止する工事全般のことを指します。法枠工の施工、モルタルや客土の吹き付け、植生マットや植生シートの敷設等、当社では状況に応じた提案を行なっております。

  1. 当社は地場企業として、地域社会に貢献することを目的とする。
  2. 顧客の要求に対して、技術の向上に努力し、責任と誠意を持って顧客の満足する工事の完成を目指す。
  3. 工事遂行に当たり、法令・規制求事項への適合と、安全で効率の良い仕事をするために、創意と協調をもって対応する。
  4. 顧客の期待やニーズに対応する品質方針を示し、当社組織すべての人員に理解を深め、具体的な目標として実行・維持する。
  5. 多様化する顧客のニーズに対応する為、品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善する。

モルタルコンクリート吹付工は、風化しやすい岩、風化してはげ落ちる恐れのある岩、のり面からの浸透水がのり面を不安定化にする場合などに用いられる工法です。現在では、補強繊維を混入することで、金網設置作業を省略した工法や、表面からの浸透水を抑制する工法など、多様化するニーズに対応しています。

吹付枠工は、切土のり面・自然斜面などに連続した格子枠を作ることによってのり面の安定化を図り、また枠内を緑化することによって周辺環境との調和を図るなど防災と環境保全を目的とした工法です。切り取った時点では安定していても、降雨時に不安が残る場合や地質が風化しやすく植生工やモルタル吹付工では永続した安定が保てないと予想される場合に適用されます。また、グラウンドアンカー工や鉄筋挿入工の支承構造物としても使用されます。

裸地のり面の風化・浸食を植物で防止し、周辺環に調和するのり面を造成し、景観の保全を行うことを目的とした工法です。施工前にのり面調査を行い、土壌硬度・土壌酸度等を測定し、50年間蓄積されたノウハウをもとに適した工法を選定いたします。地球温暖化・環境意識の高まりとともに、生物多様性の確保や生態系の維持等にも考慮した工法もご提案いたします。

落石の発生等の危険が予測される斜面を網とワイヤーロープにて覆い、落石の発生を防護し、万一落石が発生した場合には落石を跳躍させず、斜面に沿って落とします。
工法は目的によって様々で、小さな落石が発生しやすい斜面・落石の可能性がある斜面に適しています。